転機が教えてくれた宣伝のために必要な〇〇とは(4話)

覚悟を決めた先に待っていた新たな挑戦

「できることをできる限りやる」「とことんやる」「前に進む」。

足りないものを探すのではなく、今持っているものを磨いて活かすことに専念すると決めてから、少しずつ周りから声がかかるようになりました。

「一緒に講座をしませんか?」

そんなお誘いが舞い込んできたのです。

「私が講座を?」という驚きと不安。

自信なんて全くありませんでしたが、「自信がない」という言葉を言い訳にしないと決めていたので、頼まれごとは試されごとだと思い、ありがたく挑戦することにしました。

初めての講師デビュー

講座の主催をしてくれたのは、子育てコーチングの同期メンバーでした。

テーマはカラーとアロマティーのコラボ講座。

ただ、今思い返しても、どんな内容を話したのか、ほとんど記憶にありません。

それほど緊張していたのでしょう。

人前に立つだけで首の周りが真っ赤になり、蕁麻疹が出るほどのあがり症。

場所や雰囲気は覚えていても、講座の詳細だけがすっぽり抜け落ちています。

それでも、仲間に助けられながら、無事に講師デビューを果たしました。

初めてのイベント出店…結果は?

その年の暮れ、また新たな挑戦がやってきました。

イベントへの出店。

何を準備すればいいのか分からないまま、「どうしたらお客様に喜んでもらえるか?」を考えながら準備を進めました。

名刺を作り、色に関するちょっとしたお土産も用意。

万全の準備をして迎えたイベント当日。

しかし、隣の占いブースにはひっきりなしにお客様が来るのに、私のブースには誰ひとり来ませんでした。

結果、お客様ゼロ。

告知の重要性を痛感

「カラーセラピーって何?」という状態では、興味を持ってもらうことすら難しい。

イベントに出たことで、集客力や告知の大切さを痛感しました。

でも、しっかり準備をしていたからこそ、次にイベントが決まってもすぐに対応できる、という小さな自信も生まれました。

転機が訪れる

少し心に余裕ができたころ、新たな転機がやってきました。

それは、ベビーマッサージの同期、pirocoちゃんからの声掛け。

「ベビーマッサージとカラーセラピーのコラボ講座をしませんか?」

そうして始まったのが、「ベビーマッサージ×カラーセラピー×シフォンケーキ交流会」

新たなチャレンジと成功体験

ベビーマッサージをした後、お母さん向けにカラーセラピーの体験をして、最後にシフォンケーキを食べながら交流するというスタイルでした。

今でこそ親子向けのイベントは多くありますが、当時はまだ珍しく、大きな挑戦でした。

悪天候で中止になった回を除き、毎月1回のペースで開催。

アメブロでも告知していましたが、参加者のほとんどはMixiから。

本当にたくさんの親子が参加してくれて、私自身が癒されるイベントとなりました。

イベントを主催する立場に

このベビマとカラーのコラボイベントをきっかけに、講師を招いたり、コラボをしたりと、イベントの主催をするようになりました。

しかし、主催する機会が増えるほど、新たな悩みが生まれます。

宣伝の壁にぶつかる

「どうやったらもっと多くの人に伝えられるだろう?」

イベントの集客は簡単ではなく、プレッシャーも増していきました。

もし自分ひとりのイベントだったら、諦めたり、手を抜いたりもできたかもしれません。

でも、一緒に頑張る仲間がいるからこそ、「もっと何かできるはず」と工夫を考え続けました。

仲間を売り込むことは得意

「自分を売り込むのは苦手だけど、仲間を売り込むのは得意」。

そう気づいたとき、宣伝の方法も変わっていきました。

信頼できる仲間を紹介することなら、自信を持ってできる。

そうして、より効果的に集客する方法を模索するようになりました。

次なるステップへ

長々とお付き合いいただき、ありがとうございます。

まだ続きますので、興味がありましたらぜひお付き合いください。