覚悟を決めた先に待っていた新たな挑戦
「できることをできる限りやる」「とことんやる」「前に進む」。
足りないものを探すのではなく、今持っているものを磨いて活かすことに専念すると決めてから、少しずつ周りから声がかかるようになりました。
「一緒に講座をしませんか?」
そんなお誘いが舞い込んできたのです。
「私が講座を?」という驚きと不安。
自信なんて全くありませんでしたが、「自信がない」という言葉を言い訳にしないと決めていたので、頼まれごとは試されごとだと思い、ありがたく挑戦することにしました。
初めての講師デビュー
講座の主催をしてくれたのは、子育てコーチングの同期メンバーでした。
テーマはカラーとアロマティーのコラボ講座。
ただ、今思い返しても、どんな内容を話したのか、ほとんど記憶にありません。
それほど緊張していたのでしょう。
人前に立つだけで首の周りが真っ赤になり、蕁麻疹が出るほどのあがり症。
場所や雰囲気は覚えていても、講座の詳細だけがすっぽり抜け落ちています。
それでも、仲間に助けられながら、無事に講師デビューを果たしました。

初めてのイベント出店…結果は?
その年の暮れ、また新たな挑戦がやってきました。
イベントへの出店。
何を準備すればいいのか分からないまま、「どうしたらお客様に喜んでもらえるか?」を考えながら準備を進めました。
名刺を作り、色に関するちょっとしたお土産も用意。
万全の準備をして迎えたイベント当日。
しかし、隣の占いブースにはひっきりなしにお客様が来るのに、私のブースには誰ひとり来ませんでした。
結果、お客様ゼロ。
告知の重要性を痛感
「カラーセラピーって何?」という状態では、興味を持ってもらうことすら難しい。
イベントに出たことで、集客力や告知の大切さを痛感しました。
でも、しっかり準備をしていたからこそ、次にイベントが決まってもすぐに対応できる、という小さな自信も生まれました。
転機が訪れる
少し心に余裕ができたころ、新たな転機がやってきました。
それは、ベビーマッサージの同期、pirocoちゃんからの声掛け。
「ベビーマッサージとカラーセラピーのコラボ講座をしませんか?」
そうして始まったのが、「ベビーマッサージ×カラーセラピー×シフォンケーキ交流会」。

新たなチャレンジと成功体験
ベビーマッサージをした後、お母さん向けにカラーセラピーの体験をして、最後にシフォンケーキを食べながら交流するというスタイルでした。
今でこそ親子向けのイベントは多くありますが、当時はまだ珍しく、大きな挑戦でした。
悪天候で中止になった回を除き、毎月1回のペースで開催。
アメブロでも告知していましたが、参加者のほとんどはMixiから。
本当にたくさんの親子が参加してくれて、私自身が癒されるイベントとなりました。
イベントを主催する立場に
このベビマとカラーのコラボイベントをきっかけに、講師を招いたり、コラボをしたりと、イベントの主催をするようになりました。
しかし、主催する機会が増えるほど、新たな悩みが生まれます。
宣伝の壁にぶつかる
「どうやったらもっと多くの人に伝えられるだろう?」
イベントの集客は簡単ではなく、プレッシャーも増していきました。
もし自分ひとりのイベントだったら、諦めたり、手を抜いたりもできたかもしれません。
でも、一緒に頑張る仲間がいるからこそ、「もっと何かできるはず」と工夫を考え続けました。
仲間を売り込むことは得意
「自分を売り込むのは苦手だけど、仲間を売り込むのは得意」。
そう気づいたとき、宣伝の方法も変わっていきました。
信頼できる仲間を紹介することなら、自信を持ってできる。
そうして、より効果的に集客する方法を模索するようになりました。
次なるステップへ
長々とお付き合いいただき、ありがとうございます。
まだ続きますので、興味がありましたらぜひお付き合いください。