壁を乗り越えた先が見えないからこそ、不安になる
例えば、
- 甘えること
- 嫌なことにNOと言うこと
- やりたいことを優先させること
- 手を抜くこと
どんな場面でも、壁を乗り越えた先がどんなところなのか、
全く想像ができないとき、不安や恐怖は大きくなります。
特に、過去に失敗した経験や孤独を感じたことがある場合、
その恐怖はさらに強くなるかもしれません。
目の前の壁は、乗り越えるタイミングで現れる
でも、壁は乗り越える必要があるからこそ、
目の前に現れるのです。
だから、目の前に壁が現れたときは、
それが「越えるタイミング」であり、「越えられるチャンス」。
もしも躊躇して逃げてしまえば、
壁を越えないことでよりしんどい状況になったり、
どうしても越えなければならない状況がやってきたりします。
「乗り越えるまで、形を変えて試練として現れ続ける」のです。
壁は、本当に「高くて厚い」のか?
目の前にある壁があまりに大きく見えると、
足元ばかり気にして、視野が狭くなりがちです。
だから、その壁はとても高くて厚くて、
「しんどい」「めんどくさい」と感じてしまいます。
でも、周りにいる人から見れば、
「ちょっと背伸びしたら向こうが見えるくらいの高さ」しかないことも多いのです。
「簡単に越えられるのに」
そう言われても、本人にとってはそうは思えない。
「これしかない」「こうすべき」思考が、壁を越えにくくする
持っているのが、
- 「これしかない」
- 「こうすべき」
という答えだけだと、
他の越え方が見えなくなり、壁がより大きく感じるのかもしれません。
周りに反対される、邪魔が入るのはなぜ?
もしも、
- 周りに反対される
- 邪魔をされる
- どうしても越えられない状況に陥る
そんなときは、自分の中に、越えてしまうと困る何かがあるのかもしれません。
そんなときは、一度立ち止まって考えてみてください。
「うまくいったら困ること」を書き出してみる
自分の中に、
「進んだら困る理由」が隠れていることもあります。
だから、紙に書き出してみてください。
- うまくいったら困ることは?
- 進めなかった理由は?
もしかすると、それが壁を越えられなかった原因かもしれません。

「本当の理由」に気づけば、壁は乗り越えられる。
案外、壁の向こうは丸見え。
それなのに、超えられない理由をたくさん探して見つけては、進まずに済むことに安心しているのかもしれません。