連休中、娘が今月に入って3度目の高熱を出し、長い1週間を過ごしました。
病院での診察は約7時間と大変な時間を要しましたが、結局インフルエンザではなく、何とかうつされずに済んだのでほっと一息つくことができました。
娘の体調不良とその影響で浮き彫りになる親子の課題
この時期、娘は体調が優れないこともあってか、また息子への嫉妬心からか、普段から反抗的な態度が目立っていました。
私の言うことにすべて反対する行動をとり、学校の準備を故意にしないのに、「学校に遅れないで行きたい!」と泣き叫んだりする毎日が続いていました。
担任の先生からは「服の着替えや準備をしっかりしてあげて学校に来るように」と指示されるものの、
それができれば苦労はしないですよね。
娘の気持ちはなかなか整わず、どう対応して良いのか正直困惑する日々でした。
親子で学ぶ誕生学とコーチング~新たな視点で娘の心に気づく
そこで、私自身も娘の反抗的な行動の原因を探るため、そして親子のコミュニケーションを見直す一環として、
昨日は息子を託児に預けて、娘と一緒に誕生学とコーチングを学ぶ講座に参加しました。
講座では「命のはじまりの大きさ」というテーマのもと、赤ちゃんがどのように成長し、誕生していくかを学びました。
講師のお話を聞く中で、娘は手帳に落書きをしながらも、特に「生まれた後、お世話だけをして話しかけたり撫でたりしなかった赤ちゃんは1歳まで生きられない」という言葉に心を動かされたようでした。
愛情の受け取り方と家族の関係性に気づく瞬間
講座の中で、娘は自分が赤ちゃんだった頃、母親の愛情を独占していたことに気づきました。
「弟は生まれた時からずっとはんぶんこだったんだね」と呟いていました。
どんなに100%の愛情を注いでいるつもりでも、
子どもが必ずしも100%で受け取っているわけではないという現実を知り、
弟との関係性や家族全体の愛情のバランスについて考えるきっかけとなりました。
コーチング実践で「聴く」力を高める親子コミュニケーション
講座後半では、コーチングの実践として「聴く」をテーマにしたセッションが行われました。
まずは、子どもたち同士で「聴く役」と「話す役」を体験し、
その後、親子ペアでの会話を通して実践しました。
普段は素直に甘えられない娘も、私の腕にしがみつきながら、心の内をゆっくりと話してくれました。
話しながら触れ合うことで、愛情ホルモンが分泌され、心の状態が穏やかになるという効果を実感しました。
触れることの大切さ~ハンドマッサージで感じる愛情の実感
言葉だけでは伝わりにくい思いも、触れることで実感できるものです。
講座を通じて、親子でのハンドマッサージの重要性に改めて気づきました。

今後は、できるだけ手を取り合い、ハンドマッサージをしながらじっくりと話を聞く時間を作っていきたいと思います。
そうすることで、娘がより自然に甘えられるようになり、親子の絆がさらに深まると信じています。
まとめ~新たなコミュニケーションの一歩とこれからの展望
今回、誕生学とコーチングを学ぶことで、娘の反抗的な行動の背景にある心の葛藤や、
愛情の受け取り方に関する大切な気づきを得ることができました。
普段はなかなか口に出して伝えられない思いも、
触れ合いながら話すことで、しっかりとお互いに感じ取ることができると実感しました。
これからも、ハンドマッサージや親子での対話を通じて、
娘がもっと安心して甘えられる環境を作っていきたいと思います。